ようこそ、パタゴニアへ!

ピエドラパラーダに生きる野性の植物。一本だけ生えていました。

のうじょう真人の由来

「パタゴニアに住もう!」と決めたのは、北海道道東での酪農実習の時でした。アルゼンチンに移住後、アルゼンチンパタゴニアのチュブット州、そしてリオネグロ州で土地を探しました。ようやくアンデス山脈の近くの小さな村にそれを見つけました。そこはリオネグロ州エルボルソン区の小さな村でした。その小さな山村の名前はMallín Ahogado(マジンアオガード)でした。

「Mallín」の意味はここのインディオの言葉で「湿地帯」、また「Ahogado」はスペイン語で「溺れた、息の詰まりそうな」という意味で、あまり良い印象の地名ではありませんでした。それでもその名を聞いたとき、「ここにしよう」と決めたのは、響きが気に入ったのと、福岡正信先生の「無(Ⅲ)自然農法」にある「真の人間(真人)作り」"に激しく感動していたからです。

 その中で先生は次のように述べておられます。

「人間の真の歓び、息吹、楽しみは自然の法悦であって、大自然の中にのみあって、大地を離れては存在しない。したがって、自然を離れた人間環境はなく、生活の基盤を農耕におかねばならぬのは当然であろう。また、すべての人々が、郷(むら)に帰って耕し、真人の里を作ってゆくことが、理想の村、社会、国家を作る道となるのである。」

 未だに止められない戦争、異常気象、環境問題とさまざまな問題が山積する現代で、「どのように生きるか」を考えた末、原点に還るつもりで自然農法による「半農半陶」を選び、僕達のこの農場を「のうじょう真人(まじん)」と名付けました。


福岡正信先生のご冥福を心よりお祈りいたします。


自然農法とやきもの

「何故『自然農法とやきもの』なのか?」とよく聞かれます。答えは簡単です。自然農法を始めた僕たちの農場内に粘土の露頭があったからです。日本では焼き物を見たり、買ったりはしましたが自分たちで窯を作り、作品を焼いたことなどありませんでした。当然粘土探し、釉薬に使う石探しなど考えたこともありませんでした。

パタゴニアで自然農法を始めて驚いたことは全く何も収穫出来なかったことです。以前住んでいたブエノスアイレス州では小さいながらも収穫出来た野菜が採れない。これには困りました。当然やり方が悪いのだろうと、粘土団子の大きさを変えたり、蒔き時期を変えたり、粘土団子の粘土を変えたりとやってみましたがダメでした。

そして更に驚いたことに試しに大地を耕して、有機肥料を入れるいわゆる『有機農法』をすると採れなかった野菜たちが収穫出来たのです。これには参りました。それでも女房とも話し合い結局自然農法を選びました。なぜなら有機農法で収穫出来ても、緑は減ったからです。自然農法では野菜は採れなくても、緑は増えました。

そして今では確信しています。『自然農法とやきもの』は一体だと。それは福岡正信先生の「人知無用」と芳村俊一先生の「地球に学ぶ」は全く同じだと思うからです。ですからのうじょう真人は『自然農法とやきもの』で生きていこうと決めました。


メッセージ

僕たちの農場には電話がありません。したがってインターネットはエルボルソンの町のWiFiを使っています。

現在エルボルソン地区のネット事情は非常に悪く(回線速度が遅かったり、接続できなかったり)、その上僕ら自身も町に降りることが少なく、更に最近はパタゴニアの乾燥地帯へ粘土団子を蒔きに行くことが多いので、メールを頂いてもご返事が大変遅れる場合が多いです。どうかご容赦ください。


cssテクニックはWeb工房きくちゃんから導入させていただいてます。

またフラッシュ素材はFlashbucksさんを利用させていただいてます。

ありがとうございます。

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最終更新日 2010/03/01
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"The two recent trips in Spain and Argentina have made me once more aware of the rapid advance of the deserts, the great destruction of Nature in the name of empty words like progress and development."
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