カオリン鉱山跡(Mina de Caolín)

カオリン鉱山(La Mina de Caolín)
 

ここに辿り着けた時は本当に嬉しかったです。というのは、この色が、カオリンの白が遠くからでも見えていて随分道を探してやっとその道を見つけて辿り着けたからです。もちろん遠くから見た色だけで、カオリンかどうかはわかりませんでしたが、実はカオリンであることは分かっていました。

Descripción Geológica de la Hoja 42c,Cerro Mirador(地質学詳述 第42のc ミラドール岳)」という本があり、そこにはちゃんと載っていました。またそこの採掘場には誰かが付けた道があり、壊れた家屋もありました。以前はここでカオリンを採掘していたようです。相当な重労働だったと想像されます。僕たちも良く建築現場で使われる資材袋とリュックサックでそこのカオリンを運びましたが4往復でダウンしました。その日はちょうどまた昨年夏の最高気温を更新した日でもあり、滅茶苦茶大変でした

カオリン鉱山(La Mina de Caolín) カオリン鉱山(La Mina de Caolín)

このカオリン鉱山はサルティージョ渓谷へ行く道沿いにあり、面白い土石がたくさんある場所です。「面白い」と言うより、本当は「白い」石がゴロゴロしていて、「きっとこの近くに白い土か砂があるだろうなあ」と思っていたので、地図で名前を見つけた時は「やっぱり」と納得出来ました。

ただ本当にこれがカオリンかどうかは知りません。粘性がなく、耐火温度は高いようです。少なくとも僕らの窯で焼いてもびくともしません。しかし、白いから耐火温度が高いとは限らないようです。ちなみに珪藻土採掘場へ行く手前にも似たような白い場所があり、そこの白い塊を焼いてみました。すると黒い塊になり、随分縮んでしまいました。

また水のあるところの土が粘性があるかというと、そうでもなさそうです。どちらかというと、植物のそばにある土(実は土の本質は粘土だそうです。詳しく知りたい方は芳村俊一先生著「ダレでもできる自主陶芸」「身近な土を焼く」をご覧下さい。)の方が粘性があるようです。更に水がある所と植物が生きている所は必ずしも一致しません。水が眼には見えていない場所でも植物は生きていますし、水があっても植物が生きていない場所もあります

石灰(cal)窯窯跡 雲母(mica)の露頭

左が石灰を作るのに使っていたという、「石灰窯窯跡」です。どうやって焼いていたのでしょうか?木がこの周辺には全くありません。以前はあったのかな?
 右は雲母の露頭です。どちらもこのカオリン山のすぐそばにあります。

山の高いところにあるから「高嶺土」?

カオリンはもともと中国語で「高嶺土」と書くそうですが、白い露頭は面白いことに大体山の上の方に見えます。ここも車を置いて歩いて登らないと行けないような高い場所にありました。


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